黄梅戯電視劇『花好月圓』(2002)

d0095406_21524955.jpg  羅鋭曹山歌劇から『啼笑免家』の改編の現代劇。安徽電視台の2002年お正月特番(過去記事『鴛鴦配』もそう)、全2集。激しい花火と爆竹、獅子舞や派手な色彩、コテコテ伝統正月ムード満点。 「人好、人好、好在情感。酒好、酒好、好在香甜。過年過年、和和美美、香香甜甜。」のOP曲に、「やっぱり酒か!」と思いました。2001年特番『鴛鴦配』と俳優がほとんど一緒。現代の農村が舞台です。

・・あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 白家は農村東酒店を経営するお金持ち。もともと不仲の白玉貞♀と黄貴発♂はあるとき村民の面前で大喧嘩。白の娘たち(香香と甜甜)と黄の息子たち(大龍と二虎)は恋人同士で、二人のの喧嘩は村の噂の的。子どもたち自身も結婚のため奔走するが、内心、子どもたちの結婚を悪く思っていない白玉貞と黄貴発は和解する。そして結納の場が設けられるが、白家の跡継ぎが絶えるのを心配した白玉貞は一組は婿入りで白家に残るよう主張。黄貴発、子どもたちはそれに反発し結納はご破算。そんな中、白家の酒店に村に九岳県歌舞団を招いて宴会が開かれ、村民が両家の結婚について会議。結果、丸く収まり村は新年のお祭りで終。
・・登場人物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白玉貞♀...江麗娜
 香香、甜甜姉妹の母。40代~50代?夫はいない。黄貴発と従来から不仲であったが、娘二人と黄家の息子たちは恋仲。そのため娘に黄家の人間と会うことをいったん禁止する。黄貴発と和解してから自分の娘たちと黄家の息子たちとの結納をするが、どちらかが婿入りして白家に残ってほしいと主張、孤立する。おかっぱボブ、真っ赤なハイネックセーターと農村のおばさん風味満点。この人も古装より若く見える。『鴛鴦配』では程夫人の女優さん。

黄貴発♂....程胚才
 大虎、二虎兄弟の父。50代以降?妻はいないよう。白玉貞と喧嘩し、息子に白家の娘との結婚をあきらめるよう求め、恋人との密会を覗いて犬の鳴きまねを披露(親がやってるかと思うと泣けるな・・)。外見はロマンスグレーなんだけど、言動がどうも間抜けなおっさん。白玉貞の求めに応じるつもりはなく、白家の娘二人とも嫁に来てもらう気満々。『鴛鴦配』では程大人。白もそうだが、内心は子どもたちの結婚を悪くないと思い、不仲の白とどう折衝するか画策する。

香 香♀...徐 君
 白家の長女で大龍の恋人。20代位。ピンクのハイネックにストレートロング姿は意外に綺麗。しっかり者のお姉さんで優美。それとは知らず、野犬がうるさいと覗き見する黄貴発に石を投げつけ、命中させてしまう。自身は黄家に嫁ぐことを希望するが、姉妹のうち一人は婿取りしてほしい母親(白玉貞)は納得しない。姉妹どっちか残ってあげてもいいと思うけど・・。

甜 甜♀...載 俊
 白家の次女で二虎の恋人。20代位。母を諌める姿はしっかり者だが、恋人に甘える姿はすごく子どもっぽい。現代らしく美容器具を二虎からプレゼントされていた。姉と同じく黄家へ嫁入り希望で、婿取りをしてほしい母親から認められない。

黄大龍♂...張 輝
 黄家の長男。この人と香香がバイク二人乗りで合唱する初登場シーンはは現代劇ならでは?香香と若干年齢が離れている気がするんですが、何歳くらいの設定?役者さんご本人は40代位のはず。意外にせりふが少なくて印象が薄い。料理が得意らしい。

黄二虎♂...李迎春
 黄家の次男。ナイーブな若者(笑)。20代位。いつも困り顔だけど、恋人の甜甜の前では甘甘。この人もあんまりせりふが・・。上二人のカップルに比べ、弟妹はバカップルで見ていて赤面しそう。『鴛鴦配』では男主人公の穆公子役の俳優さん。古装のときより若くみえる。

両頭忙♂...王 成
 二虎をはじめとする若者チームの友達。芸達者なのか何気に歌の出番が多い。都会にもよく出掛けるようで、二虎にいろいろと吹き込む。『鴛鴦配』では間抜けな皇族・朱燠然役だったが、ここではお節介な友人役。宴会ではMCを勤め、その後のお祭りでは一番騒いでいた。

售貨員...潘文慶、村民...汪育殊、陳麗、関陽、汪莱久、郭倍倍、呉燕成、李兆林
主題歌演唱...干青、陸川
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 民国期の話で大学生♂と庶民♀の悲恋『啼笑姻縁』なら知ってるけど、『啼笑免家』は初耳です。私は古装が好きなのでがっかりしたんですが、歌う姿を見ると越劇より黄梅戯の方が現代劇向きそう。古装でも下町の隣家の夫婦喧嘩聞いてるかと錯覚しそうなときがあるし。お母さんへの呼びかけが「娘」でなく「媽」、父が「爹」でなく「爸」なのが現代ぽいのか。バイクを室内においているのに驚きました。田舎の旧家というか、パソコンも携帯もあるけど、現代建築の家における調度やテーブル配置などが旧式っぽい。完全な洋風建築なのに、壁の絵が旧来の美人画だったり年画っぽかったり。

同一メンバーによるお正月特番(2001)古装劇『鴛鴦配』レビュー
by hungmei | 2009-01-19 21:31 | 1越劇、黄梅戯、地方劇 | Comments(1)
Commented by hungmei at 2009-01-22 08:28
このジャケット(裏なんか徐君のチマチョゴリ写真)なのに、現代劇・・面白かったからいいけど、詐欺だ。

実は結末がよくわからず、子どもたちの結婚がまとまったのか、もしかして白玉貞と黄貴発の結婚が決まったのかも(二人が赤い紐の花飾りをつけてドラマは終幕)。でも新郎新婦の親でもあの花飾りはつけるんだろうか・・、なんか老いらくの恋みたいにも見えたんですけど。だって、話の中身、ほとんど白玉貞と黄貴発の痴話げんかばっかりなんだもん。子どもの出番少ないし。


鑑賞作品レビュー、視聴検討作品の備忘録です


by hungmei(黄梅)

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