立間訳『聊斎志異上・下』岩波書店

d0095406_201617100.jpg 清代の蒲松齢作、中国古典文学の狐・幽霊ものといったらこれ!昔から今まであまたのドラマや映画の原作となってきました。上下とも97年発売、500頁弱で読みやすい。全編から80あまりの話を選んで訳されたこの本は恋愛ものが多く、『画皮』など怪奇ものはなし。必ず美女(実は狐か幽鬼)が貧乏書生に押しかけ女房し、書生は豊かになり子が生まれ、美女はそのうち消えるか夫婦で登仙する。で、家に帰ったら正妻がいるとか、「私と別れても結婚しないで下さいまし。家事や夜伽が必要なら、妾を置いてくださいね。」とか妻妾同居一夫多妻のな常識が面白い。


 『聊斎志異』は平凡社から奇書シリーズで全訳が出ていますが、こちらも本来、松枝茂夫先生が全訳されるはずだったそう。先生のご逝去に伴い、全訳から一部選択して訳すことにあらため、立間さんが担当されたそうです。個人的に『紅楼夢』といい、平凡社のでっかいサイズの奇書シリーズより、岩波のレトロな訳文かつ10冊本くらいの箱セットが好きです。
by hungmei | 2008-10-09 20:22 | 4ブログ関連書籍 | Comments(0)


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