【評劇】戯曲連続電視劇『小白玉霜』

  2002年のドラマで、飛天賞戯曲長編一等奨や蘭花賞一等奨、優秀女主角奨、優秀女配角奨をとった作品。シアターXの中国演劇ビジュアル講座で8月に評劇が取り上げられるので、予習(と、単なる私の趣味)でお知り合の方に貸していただいて見ました。評劇改革の旗手で名優だった小白玉露の一生を描く。彼女は毛沢東とも接見し、早期に革命現代評劇を創成した5,60年代を代表する女優。映画主演作品に『秦香蓮』(1955)があります。吉林省のロケが多く、長春評劇院演出。全15話。
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 評劇といえば、1960年代の新鳳霞主演の戯曲映画『劉巧児』『花為媒』のほうがなじみ深かった私。1930年代に評劇が上海入りしていたのは知りませんでした。見てみると、主人公の義母で白派の開祖・白玉露役の閻学晶がとても良かったです。彼女は戯曲晩会でよく評劇を披露していますし、02年にヒットした東北農村ドラマ『劉老根』に山杏役で出ている東北地方色を明確に打ち出した女優さん。私としては67年に亡くなり墓も遺灰も残されていない小白玉霜の死が気になりましたが、政治的にあれなのか全く触れられていませんでした。

おまけ・1960年代戯曲映画の宝庫、長春電影製片の紹介

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by hungmei | 2008-08-03 07:10 | 1越劇、黄梅戯、地方劇 | Comments(1)
Commented by hungmei at 2008-08-28 19:14
おまけ2、ドラマの筋書きは・・

舞台は1937年の上海。小白玉露の本名は李再wen。名優・白玉露の養女。幼い頃、農村から買われて李家にやってきた。祖母は作中、どちらかと言うと悪役で、母娘二代の女優から搾取しまくりの劇団長です。母は戯曲バカであったが、30代になっても結婚を許されず、ある日舞台を放り出して駆け落ちしてしまう。看板女優の降板に慌てた劇団は、その娘に代役をやらせ、芸名を小白玉露とする。

その後、母が天津にいるとわかり、祖母・孫娘と再会。再び一緒に舞台に立つようになるが、主役は若い娘に。母は祖母の密売する阿片におぼれ、廃人となり病院で亡くなる。小白玉露はパトロンに狙われ、不幸な結婚をし、戯曲改革そのもというより私生活と劇団経営の苦労話が中心。そして非常な祖母は最後には落ちぶれ小白玉露の家へ身を寄せる。因果応報。しかし、実はこのおばあさんが前半で一番唄う回数が多い・・。

閻学晶はさすがというか、口パクも一番巧かったです。今年(2008年)東京・大阪で行われた『笑語歓歌』という中国お笑い芸イベントにも彼女の名前が出演者であがっています。生で評劇女優を見るチャンスだったのですが。


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