許晴主演『大清風雲』

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『考庄秘史』『康煕王朝』から考庄皇后モノが面白いなーと、チャイナベシネマでジャケット買いです。2005年、キャストは映画『人生は琴の弦のように』や金庸ドラマでお馴染みの許晴が考庄皇后。順治帝となるホンタイジ第9子・福臨の誕生から、摂政王ドルゴンの死まで、50話。ほか、ホンタイジに姜文など。余談ですがドルゴンがちょっと老けすぎ。ホンタイジの19才下、ドドの2歳上にも、考庄と同年代にも見えない!

『考庄秘史』では積極的に政局に関わりませんでしたが、こちらは結構口出します!まさに建国の英雄の女性版。順治帝が14歳になってからは、史実から離れ大胆な筋書きになっていますが、その中での考庄皇后の活躍がスゴイ。それまでもドルゴンの即位を熱望するドドから「あの女のせいでうまくいかない」と度々衝突していましたが、この時の肝のすわりっぷりはまさに女傑でした。

考庄モノでむしろ好きなのは、ヌルハチの子でウラナラ氏から生まれた三兄弟で、順治帝の親政開始まで政治を牛耳り、その後壊滅させられる「ドルゴン党」。限りなく影の薄い同母兄弟の長子・英親王アジゲ、皇父までになりながら詰めの甘い真中の摂政王ドルゴン、兄の即位を目指すあまり暴走気味の末っ子・豫親王ドド。ホンタイジやヌルハチ長子のダイシャンにより母が殉死させられたため、ドルゴンから見れば皇位も恋人も母もホンタイジにもってかれた感があります。特にドドの出番が他のドラマより多いし珍しくアジゲの台詞もあってたまりません。

このドラマのドドは考庄の腹心の漢人官僚と対立しその侍女を誘拐し手篭めにしようとするわ、順治帝を暗殺しようとするわ、ドドが騒ぎを起こす⇒ドルゴンが仕方なく応戦、というフローが出来ている。お人よしのドルゴンは大事な兄弟にも愛する考庄皇后にも振り回され不憫。ドドの天然痘での死により物語りは一気に終局へ、最後は長生きする考庄の一人勝ち!順治帝の親政で終わるので、その後の董鄂妃など全然出てきません。

考庄のおばでホンタイジの正妻・哲哲や、格上の妃で姉の海蘭珠、ドルゴンの正室で考庄の同母妹の小玉児の出番が少なかった。小玉児は「本当はドルゴンが皇帝で、私が皇后のはず!」と太后下嫁でプライドが傷つき、アヘンで自殺。『考庄秘史』小玉児のようなヒステリックさでなく、低ーいオーラで存在感。自分は正室で姐は皇帝の妃といえど側室と張り合っていたのに、姐が夫に降嫁して自分が側室に転落したら、やりきれないですね。ゴシップにもなって辛い思いをしそう。
※書虫でのあらすじ紹介ページ※
by hungmei | 2007-04-22 22:15 | 2中韓古装電影・電視劇 | Comments(0)


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