まんまドルゴンと布木布秦のように、盛州九皇子の承煦と幼馴染、相愛となるが結ばれず。想い人の兄の側室となり、息子が皇位につき皇太后へ。姉との関係といい孝庄太后そのまま。
・簫承睿/盛州三皇子/盛州王/大晟国皇帝
飾:韓 棟
承煦の兄でのちの皇帝、茗玉の夫。上の例でいくとホンタイジのポジション。茗玉と弟と相愛なのに気が付きつっかかる。韓棟は12年《美人無泪》でドルゴンを演じ、《歩歩驚心》/「宮廷女官若曦」の九阿哥胤禟でも有名。
●盛州/大晟国皇室
・賀蘭芸琪/三皇妃/大晟皇后/皇太后
飾:鄥靖靖
上の例えでいくと哲哲/孝庄端皇后ポジション。茗玉の堂姐/従姉妹。正室ながら次代生母は族妹など、まさにそのまま。演者さんは《孝庄秘史》の哲哲役、鄥倩倩の娘さんでお父さんはその監督。絶対狙ってると思う。
・賀蘭綰音/西斎世子妃/關雎殿貴妃
飾:劉萌萌
茗玉の姉、上の例えで行くと海蘭珠。道端で承睿と出会い一目惚れするも、西斎に嫁ぐ。そこで虐待されるが、西斎が盛州に帰順したことで承睿の側室に。五子を産むが夭折、のち自身も中毒死。
・蘭美人/吉光閣蘭昭儀
飾:張一鸞
蕭啟瀚の生母。巫蠱の罪に問われ、舌を噛んで自死する。痛そう。
・喬恵妃/函德殿淑妃/皇太妃
飾:張墨錫
蘇蘭盈の姨母(母方おば)。簫慮荣生母。
・良妃/函夙安殿徳妃/皇太妃
飾:張耀汐
体が弱く、お部屋でよく念仏を唱えている。
・蕭啟翰/盛州大殿下/肅王
飾:韓承羽
承睿と蘭昭儀の子。のち喬恵妃の姪を正妻にする。大殿下ってなんだかまだよくわからない。
・簫尚遠/盛州王/大晟太祖/飾:王 松
ヌルハチのポジション。承睿らの父だが、本当は九子の承煦に王位を継がせる予定を、三男の承睿により毒殺。市井の伝説であるホンタイジによるヌルハチ殺しを連想。
・沐王妃/簫尚遠妻/飾:王 琳
承煦、承軒の生母。例えでいくと孝烈武皇后那拉氏こと阿巴亥。尚遠毒殺に気づき、義理の息子四人から殉死を強制された。女優さんは《傾世皇妃》韓淑儀、《美人無泪》賽琪雅でお馴染み。
・蕭承軒/十王子/豫王/飾:趙弘浩
承睿の同母弟。上の例えだと豫親王ポジション。諱が同じだし。
・蕭啟元/六皇子/廣陵王/大晟皇帝
飾:趙東澤(成年)
康佳澤(少年) 、廖振豪(童年)
茗玉の息子。承睿のあとを継ぎ皇位につく。
・董若萱/飾:楊超越(成年)、呂晨悦(少年)
蕭啟元の寵妃で江南出身。伝説上での董鄂妃ポジション。
●盛州/大晟国その他
・凌蓁児/大相の娘/茗玉婢女/飾:梁婧嫻
忠実な侍女で主人の夫たる承睿のことが好きだが、争うつもりはまったくない。蕭承軒とその生母のトラブルに巻き込まれて…。
・恵児/茗玉婢女/綰音婢女/飾:董 慧
わかりやすい悪役で、綰音の侍女になってから貴妃の権勢をかさにもと主人の茗玉に嫌がらせをするが、天罰が下り賜死。
●雍臨
・賀蘭明晢/雍臨領主/飾:沈保平
茗玉、綰音らの祖父。
・賀蘭克用/飾:張 睿
茗玉、綰音の兄。
●西斎国→亡国、盛州へ帰順
・司徒寅/西斎王/飾:王
昆の父、西斎の王。綰音の最初の舅。
・司徒昆/西斎世子/飾:黄宥明
綰音の初婚の夫。
●大梁→盛州により殲滅
・明徳帝/大梁王/飾:楊普恒
少年皇帝だが攻めてきた簫承睿に殺された。これは歴史上の人物だとやりにくい殺しまくりをするために架空設定か。
・薛 継/大梁大臣/飾:馬敬涵
重臣だが明徳帝により殺される。内憂外患の見本のようなケース。内輪もめしてる場合ではない。
・凌 峰、凌 麒/大梁将軍とその子
飾: 雷 達(峰)、頼 芸(麒)
二人共将軍。亡国に際し父は自殺。