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大好きなAXNミステリーチャンネルで、さらに好きなマダム主人公のミステリー特集。巨匠アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズ2作、近年熱い《ヴェラ 信念の女警部》9シリーズまでの32話、日本から《家政婦は見た!》正味25話。
アッパー主体のミス・マープルは実は得意ではなくて、特に原作に近いと言われるジョーン・ヒクソン版はミス・マープルが怖い(個人の感想です)。なので二、三作目のジュリア・マッケンジー、ジュラルディン・マクイーワン版が好きです!マクイーワン版、今回ないけど‥
更に言うならイギリスミステリ小説/ドラマなら、《蘭の告発》で数々の受賞をしたMidsomer Murdersシリーズが好き。ミドルクラス、ワーキングクラス主体で、犯人は大体アッパークラスの誰かです(爆)ミス・マープルと逆。
《ヴェラ 信念の女警部》は現代の話で内容もそれにそったもの、移民の話題も多く犯罪も今どき。アカデミー女優ブレンダ・ブレッシンは以前から好きでしたが、このドラマでのドスコイ警部っぷりにまた惚れました。
《家政婦は見た!》もワーキングクラス主体と言えるのかな?家政婦のあきこさんがアッパークラスの勤め先に派遣され、そこでの騒動をおさめ、ついでに自分もけがをしておわるパターン。
主演の亡き市原悦子さんが、徹子の部屋で「バツイチ子なしの主人公の末路が哀れで気になる」と話されていたのが印象的でした。会長さん、同居の家政婦仲間との姦しいトークもたのしいですね。
実は第一作は70年代、松本清張原作のもの。それだけ独立した1話として扱われ、それ以降シリーズ化したものは24話、計25話放送予定。ケーブルで松本清張版は見たことがありますが、市原さんお若くてびっくり。ラストの制裁もそれ以降より過激でまたびっくり。