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《延禧攻略》主要登場人物



 亡き姉の死因の謎を探るために出仕する主人公・魏璎珞のサバイバル物語。清中期風俗再現にこだわり、国内手刺繍も取り入れた力の入り様※。《如懿伝》との比較が楽しく並行して見ると混乱、自分用メモ。ネタバレありですのでご注意ください。

※ただしドラマ内服飾は道光朝のものらしいです。謎…。乾隆の孫世代(追記2021/06/11)。
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※選秀女
  后妃選抜の戸部主催、宮女選抜の内務府主催とあり、宗室邸の侍女も含む。そのため宮廷か王府勤めになるかは結果次第。戸部主催も后妃でなく宗室の妻妾選抜あり。
  甄嬛は前者で妃嬪候補として入宮、魏璎珞は後者で宮女として働きます。清朝後宮の特色は宮女は八旗や内務府所属(特権階級)、宦官は基本漢人。かつ宮女の定年制(二十五歳)が特徴。

  ※受験資格は旗人か包衣かだと思います汗)清朝特権階級は満州、蒙古、最後が漢族の序列で八旗や内務府所属。漢族は八旗・内務府所属か民間人かで激変。金佳氏や高佳氏など朝鮮系も。
   蒙古や漢軍八旗は清朝前夜から愛新覚羅氏に帰順したケース。包衣は満語で「奴隷」、旗人より格下。八旗は上三/下五旗があり、后妃が下五旗の場合、実家のみ上三旗へ(拾旗)。

※辛者庫、宗人府、慎刑司
 慎刑司は太監などの監督、辛者庫は奴才の刑罰、宗人府は皇族の監督。史実はわかりませんが、ドラマでは慎刑司は一時的な罰や尋問。辛者庫行は半分刑務所というか。八旗官員が罪を得ると、親族一同辛者庫所属の奴隷になるよう。

※太監
  宦官=太監のように思えますが、実際はかなり小さい時から勤めたりも。特に成人してからの切除は体への負担が大きいようです。侍童→監丞→小監→太監。かつ当時の医療から、切除手術での死亡率も高い。
  また尿毒症で死亡することも。勤めだしても排尿コントロールが難しく、老公臭い(侮蔑表現)といえばオシッコ臭いの意味。出世すれば引王侯並にに暮らせますが、そうもいかない人用に引退した宦官用の施設があった。
   跡継ぎを残せないことを選択したため、禽獣と同じ、そのため宮女はイエスの意味で「是」と言いますが、宦官はそれも許さず「嗻」と言います。成仏できないと、埋葬時木で模した性器をお棺に入れたりも。

※怡親王家/鉄帽子王/世袭罔替
   皇子は満州語音写で「阿哥(アーゴ)」、そこから親王ー郡王ー貝勒(ベイレ/ばいろく)ー貝子(ベイズ)ー…と、個人で得られる爵位は変わる。かつ、一世代下がるごとに爵位も一つ下がるので、単純に行くといずれ無位無官に。
   建国の元勲(礼親王家など)は「世袭罔替(せしゅうもうたい)」といい、特別に階級はそのまま継承することが許され「鉄帽子王」と呼ばれた。それ以降は康熙十三子の怡親王胤祥、西太后義弟の恭親王奕訢など計十二家。
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●乾隆妃嬪その他、主要六人
・魏瓔珞/飾:呉謹言
 綉女/長春宮侍婢/円明園侍婢/官女子
 魏貴人/令妃/令皇貴妃/追諡孝儀純皇后
  母を亡くし姉に育てられたが、その姉が宮中で変死。真相究明のため自身も出仕。衣装、刺繍を扱う綉坊、長春宮などを経て魏貴人、延禧宮に住む。モデルは嘉慶帝生母孝儀純皇后魏佳氏。
  《還珠格格》で趙麗娟(娟子)が演じた令妃が印象深いです。乾隆妃、また清朝后妃最多の四子二女をもうけ皇貴妃まで栄達。死後二十年で息子が即位、追封皇后へ。「私は虎」と言い放ち啖呵を切るときはさながらスケバン。

・富察・容音/飾:秦嵐
 嫡福晋/孝賢皇后/追諡孝賢純皇后
  乾隆帝の初婚の正室で、即位に伴い立后。満州鑲黄旗人。瓔珞が綉坊から大抜擢され異動した先の主君。我が子が夭折し抑うつ気味となり自殺。モデルは孝賢純皇后富察氏。
   上三旗出身かつ元配といって初婚の正室は継室らよりも格上。演じる秦嵐は《還珠格格第三部》ぶりっ子妾の知画を演じていましたが、高潔で美しく惚れ惚れ、演技派だしすごい。

・輝髪那拉・淑慎/飾:余詩曼
 宝親王側福晋/嫻妃/嫻皇貴妃/継皇后
 下五旗の満州鑲藍旗出身。善人を装うも袁春望を操り陰謀の限りを尽くし、最後は失脚。本性あらわしたときの笑顔は恐怖。
  モデルは継皇后輝髪那拉氏、従来は皇后烏喇那拉氏とされ、《還珠格格》での戴春荣老師が印象深い。諡号がなく「継皇后」。演じるのはベテラン香港女優の余詩曼。

・高寧馨/飾:譚卓
 宝新王使女/側福晋/貴妃
 皇貴妃/追諡慧賢皇貴妃
  満州鑲黄旗包衣、崑曲が得意。見るからに悪役。陰謀を巡らすも最後は自殺。モデルは慧賢皇貴妃高佳氏、もと高氏。彼女の死後、賜姓により高佳氏に。かなりの悪相なのはご愛嬌か。
   祖先は朝鮮系。「高貴妃」なのは貴妃高氏の意味。しかし包衣でもは戯曲はやらないと思う(旧中国では「戯子」と強い蔑視の対象)。演じる譚卓がすごくよかった。

・富察・傅恒/富察府三爺/飾:許凯
  富察皇后の同母弟。魏璎珞の心の恋人、仇討ちを助けてくれ、登場する女性みんなに好かれる。爾晴(喜塔腊氏)と結婚。最後は魏瓔珞を守り落命。史実での妻は那拉氏。

・愛新覚羅・弘暦/宝親王/乾隆帝/飾:聶遠
   雍正帝四子、生母は銭氏。崇慶皇太后に養育。如懿伝乾隆は癇癪持ち(独断)だが、こちらでは無表情で何を考えてるかわからない。思ったほど出番がなかった。

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●八旗
・満州、蒙古、漢軍にそれぞれ八旗
 計二十四旗

・上三旗/皇帝直属
 正黄旗……黄色の旗
 鑲黄旗……黄色に赤い縁取りの旗
 正白旗……白地(多爾袞により上三旗へ)

・下五旗/貝勒(宗室)がトップ
 正紅旗……赤い旗
 正藍旗……藍色(正白旗と入れ違い)
 鑲藍旗……藍地に赤い縁取りの旗
 鑲紅旗……赤地に白い縁取り
 鑲白旗……白地に赤い縁取り
 
※旗ごとの序列もあるらしい。
※鑲は赤い縁取り、正紅旗のみ白い縁取り。




※潜邸八人
  即位前からの妻妾。富察皇后、輝髪那拉氏、蘇氏、珂里葉特氏、金氏、陸氏、陳氏、哲妃富察氏。実際に本でもこの名称使われているので、当時か後世の人がそう呼んだか。

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●乾隆妃嬪その2

・富察氏/演者なし
 宝親王格格/追封哲妃/追諡哲憫皇貴妃
  潜邸八人の一人だが即位前に物故。モデルは哲憫皇貴妃富察氏。本人も息子も出番なし。

・納蘭淳雪/舒貴人/舒妃/飾:李春媛
 八旗選秀で入宮、始めから嫌な奴。璎珞の邪魔をするが我が子(十阿哥)も夭折。モデルは舒妃葉赫那拉氏。納蘭明珠の曾孫だから納蘭氏に改変か。常に誰かの腰巾着。童顔で老けない。

・蘇静好/宝親王格格/純妃/蘇答応
 飾:王媛可
 潜邸八人の一人、鐘粹宮居住。皇三子、六子の母。璎珞暗殺を目論見るも、最後は露見し惨殺。モデルは純恵皇貴妃蘇佳氏。演者さんは金庸ものに出ていたけど、清朝ドラマ初出演らしい。

・珂里叶特・阿妍/飾:練練
 宝親王格格/愉貴人/愉嬪/愉妃
  蒙古鑲藍旗、永和宮居住。皇五子の母。気弱で陰謀に巻き込まれ出宮出家、息子は魏璎珞に託す。モデルは愉貴妃珂里葉特氏。女優さんが古装でずいぶん老けて見えた。前髪のせいか。

・金氏(姉)/飾:潘時七(二役)
 宝親王格格/嘉嬪/嘉貴人/金答応
  潜邸八人の一人で、即位後は嬪、皇四子の母。要領が悪く、浮き沈みというより降格続き。儲秀宮に住むがのち北三所蟄居、最後は自害。モデルは淑嘉皇貴妃金佳氏。

・金氏(妹)/金貴人/嘉妃
 飾:潘時七(二役)
  嘉嬪の双子の妹。魏璎珞を貶めようとし失敗、儲秀宮へ幽閉。最後どうなったかはっきりしてないのはカットされたからという噂。姉とはホクロで区別。この二役いるかな。

・録祜禄・沉璧/常貴人/順嬪/飾:張嘉倪
 湖広総督(高官)の娘。寵愛を集めるも、乾隆帝を殺そうとして麗景軒へ幽閉。モデルは容妃和卓氏と順貴人録祜禄氏。名前が甄嬛伝風味。

・陸晩晩/慶常在/慶妃/飾:李若寧
  八旗選秀にて入宮。性格は善良、永寿宮に住む。モデルは慶恭皇貴妃陸氏。瓔珞から信頼されており子どもを任された。

・柏氏/怡嬪/飾:徐百弄
  愉妃の親友、永和宮に住む。高貴妃の毒殺未遂を告発するが失敗し自殺、二話にして退場。モデルは怡嬪柏氏。

・巴林氏/頴貴人/頴嬪/飾:劉路
  一話から出ているが普段モブ。翊坤宮に住む。モデルは頴貴妃巴林氏。

・陳氏/宝親王格格/婉貴人/婉嬪/飾:欣慧
  上に同じ。永寿宮に住む、潜邸八人の一人。モデルは婉貴妃陳氏。

・索倬羅氏/瑞貴人/飾:常小雨
  上に同じ。启祥宮に住む。モデルは瑞貴人索倬羅氏。

・博爾済吉氏/多貴人
  上に同じ。モデルは豫妃博爾済吉氏。

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●皇族宗室、先帝遺孀(未亡人)

・太后録祜禄氏/飾:宋春麗
 熹妃/熹皇貴妃/加諡崇慶皇太后
 先帝の妾で乾隆帝養母。寿康宮に住む。ラストまで屋台骨を支え、平和な人柄で、母后というよりもはや皇祖母。史実では乾隆帝生母。袁春望を先帝の子ではないと明言するが。

・裕太妃耿氏/飾:白珊
 皇孝裕皇貴太妃/追諡純懿皇貴妃
  和親王弘昼の母で前半ラスボス。善人を装うが、本性は純妃よりよほど悪。瓔珞と対峙し、落雷によって死亡。白珊は虐げられる姿もおにばば姿も美しい。本来は崇慶皇太后より年上。落雷により因果応報で死ぬというのは民話などでよくありますが、ドラマでやるとは思わなかった。

・愛新覚羅・弘昼/飾:洪堯
 和親王/乾隆の異母弟/裕太妃所生
  魏璎寧を手篭めにした諸悪の根源。太妃死後も幅を利かせていたが、クーデターが露見し賜死。ラスボスなわりには軽い。ちょび髭。歴史では雍正帝皇三子で乾隆の兄だが、ドラマではセリフからして弟の設定みたい。

・愛新覚羅・胤禛/飾:王絵春
 雍正帝/康煕帝四子
   乾隆帝らの父。自らの父・康煕帝に成人した皇子が二十人近くおり激しい後継争いをしたため、太子密建(秘密立儲)を定めた。如懿伝と同じく皇帝俳優の演じる姿は貫禄満点。

・愛新覚羅・弘暁/怡親王/飾:成浚文
  康熙帝十三子胤祥の七子、二代目怡親王。父は雍正帝即位への貢献から世袭罔替に。魏璎珞追い落としを目論むも露見。

・愛新覚羅・永琪/飾:陳宥維
 乾隆皇五子/荣親王
  生母は愉妃。人品優れ文武に長け、父から愛されるがゆえ常に命を狙われ、蛇に噛まれ死線をさまよう。ドラマ一年後には死ぬらしい。

・愛新覚羅・永珹/和碩履親王/飾:方洋飛
  乾隆四子で金氏所生、輝髪那拉氏が養育。袁春望に煽られ執拗に永琪を妨害、宗人府ゆきに。

●外戚、官員

・喜塔腊・爾晴/飾:蘇青
 長春宮掌事姑姑/傅恒妻/世襲一等公爵夫人
  鑲黄旗包衣、喜塔腊・来保の嫡孫。瓔珞の長春宮での先輩、傅恒と結婚してから激変、始めの善良さはどこへ。ヒステリーが孝庄秘史の小玉児(飾:白慶琳)なみ、かつ悪事がえげつない。賜死となりその後にまた一波乱。

・佐領夫人朗佳氏/飾:戴春荣
 継皇后輝髪那拉氏生母
 かつての皇后烏喇那拉氏がその母親役を!喜んでいたら、序盤で派手に死亡。目立ってはいたかな…。そして戴春荣と余詩曼て母娘設定微妙な気がしないでもない。モデルは実在人物。

・富察夫人覚羅氏/飾:茹萍
 富察皇后、傅恒生母
 茹萍は時代劇がはまる。佐領夫人朗佳氏は官職名+夫人(封号)+自分の名字、この人は婚家の名字+夫人+自分の名字。娘は自殺して息子は若死にして、て可愛そう。この人も実在人物。

・多拉爾·海蘭察/飾:王冠逸
 御前侍衛/副蒙古都統/明玉の未婚夫
  モンゴル系鄂温克族多拉爾氏。傅恒の親友。見た目がファンキー。モデルは同名、対台湾などで戦功多数。相愛の明玉と結ばれるはずが。ラスト傅恒の遺言を瓔珞に伝えた。

・魏清泰/内務府内管領(官職名、六品)
 飾:沈保平
  魏璎寧、瓔珞姉妹の父。姉の死の真相究明に宮女になると言い出した次女・魏瓔珞を叱り飛ばすが。役者さんが甄嬛伝の太監・蘇培盛、如懿伝にも出ていた。

・那尔布(下の名前)/佐領(四品)
 飾:姚未平
  輝髪那拉氏の父。一人息子が牢屋入りでなんとか出獄を目指し、妻は卒倒。のちには汚職で自らが入獄、獄死する。

  ※福康安はドラマで実父が傅恒庶弟、野史では福康安乾隆落胤説も。番外続編《金枝玉葉》は、魏璎珞を母の仇と育った福康安、博爾済吉親王、璎珞所生九公主の三角関係もの。
  《延禧攻略2》も予定あるらしい。そしてカット部分で福康安には全てが知らされ、魏璎珞に恨みは抱いていない結末だったらしい。2があるなら世代が変わるのかなぁ…。因果がめぐる。

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●宦官、侍衛、宮女ほか

・袁望春/飾:王茂蕾
 円明園太監/辛者庫太監
 輝髪那拉氏賠身太監
  円明園時代の魏璎珞と義兄妹に。母は銭氏、乾隆の全血きょうだい(同父同母)らしいが…。鬱屈した育ちから悪事を尽くし成功しかけるも、ラストで太后に出自を否定され発狂。悪役への変化はみものだったが、とにかく後味が悪い。カット部分ではそのうち死んだみたい。

・明玉/飾:姜梓新
 長春宮侍婢/鐘粹宮侍婢/
 魏璎珞賠身侍婢/海蘭察未婚妻
   はじめ魏璎珞の同僚、のちには魏璎珞の侍女。傅恒を好いていたが徐々に海蘭察にひかれ、皇帝の媒酌で結婚のはずが…。爾晴許さん。

青蓮/富察府侍婢/飾:方楚彤
  富察府の使用人で、傅恒に懸想。嫁入りしてきた爾晴に虐待され娼館へ売り飛ばされる。傅恒に知られたことを恥じ自殺。爾晴許さん。

・魏璎寧/綉女/飾:鄧沙
  歓娱影視(于正)女優・鄧沙。母をなくし妹を慈しみ育てた善人が、こうも悲惨な目にあうとは。出仕時高寧馨と百合の噂。

・李玉/御前太監/総管太監/飾:劉恩尚
 乾隆と兄弟同然で信頼厚く、見た目がお笑いっぽいが意外に偉い。《如懿伝》と同名キャラクターなのはモデルがいるのか。

・叶太医/民間医/侍医/飾:易勇
   江南の名医。瓔珞が招聘するも三年勤めたのちまた旅に。しかしその後五阿哥治療に呼び戻される。実在人物がモデル。

・方妮子/綉坊掌事宮女/飾:殷旭
    瓔珞の上司。瓔珞を罠にはめようとして、かえって自らが駆逐された。

・張嬷嬷/綉坊掌事宮女/飾:何佳怡
 瓔珞の上司。姉のことも知り心配してくれるが、出番が少なめで残念。

・吉祥/綉女/飾:張譯兮
   瓔珞の同期。辛い境遇ながら善良で瓔珞と仲良くなるが、冤罪で処刑。

・玲瓏/綉女/飾:陳偌汐
   瓔珞をライバル視し、吉祥を罠にはめるが、瓔珞に復讐され遠く北方へ流刑に。

・珍児/輝髪那拉氏賠身侍婢/方安娜
  袁春望のことを好きで陰謀に加担するも、利用されただけで殺される。

・斉佳・慶錫/乾清門侍衛/飾:譚旭
  魏璎珞の姉、瓔寧の恋人。璎珞の冤罪を晴らすため真相究明に動く。

・小全子/延禧宮太監/飾:鄭龍
  はじめ金氏の手駒として登場したが、魏璎珞のアメとムチに操られ寝返る。

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●総評/感想
  《如懿伝》が正統派宮廷悲劇なら、《延禧攻略》はリベンジ目的の出世話。瓔珞は入宮から二十四年かけ姉の敵討ちを達成。乾隆皇子を擁立して摂政となり、ドルゴンの再来を目指した和親王のクーデターを防いだ。
  ……という話の大きさと、冷蔵庫的なものを発明するなど瓔珞一人で解決してしまうのと、傅恒も若くて終盤は無理が。話に合わせ工夫してほしい。妃嬪の企みもやや稚拙。
   復讐達成の爽快感なら《延禧攻略》。情緒や群像劇なら《如懿伝》。衣装はどちらも凝っていますが、《延禧攻略》は淡色、髪型も丸みのあるかわいらしさ。《如懿伝》はシックで清朝らしい重厚さです。個人的には《如懿伝》がより好き。






by hungmei | 2019-06-04 09:56 | 2中韓古装電影・電視劇 | Comments(0)
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