電視劇「大珍珠」 

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  民国、中国南方、家庭悲劇の女性主人公時代劇。でも私のようなそのカテゴリの固定ファンがいるのでたくさん作られるのだろう・・・。ネットショップで見ていたらジャケット買いしたくなった作品です。ヒロインの顔が好み。集中してみなくてもわかるタイプの話だし、衣装もきれいで、羋月伝と武則天伝奇の後くらいに見ようかな、と。売り切れないよう気をつけよう。
 大家族もの、名家ものにありがちですが、実家でも婚家でも常に戦って勝たねば生き残れない旧中国の(今も?)上流の女性って大変。それより下だと毎日の食事の心配をしてるとかだろうしまた大変。三界に家なし。NHK朝の連続テレビ小説でも現代より少し前の時代設定のものが映えますが、中国でもそんな感じなのかな、きっと。


【細かめのあらすじ】
  中国某省にある白鎮という村で、白家は昔からの名家にして財産家。その地での実力者として権勢を誇っていた。主人たる白常天にはあまたの妻妾子女があたが、特にかわいがっている愛娘の珍珠がいた。そんな折に彼女が留学から帰国するが、もともと大邸宅の中で争いの絶えない白家では冷遇される。珍珠はそれにめげることなく立ち向かう。

  白珍珠はたまたま外出先で夏家の令息、夏沐霖に一目ぼれ。二人は恋に落ちる(ほっんとに決まったパターン)。しかし実は彼は珍珠の妹たる永芳の未婚夫=許嫁だったため、始めから望みはない。しかも実家の白家内での内紛で、白珍珠は下劉玉峰へ嫁入りが決まり、不幸な結婚がここから始まる。また、白家の趨勢も次第に衰え、家運は傾きつつあった。

  父であり当主の白常天が臨終を迎え、劉玉峰の野心に気を付けるよう遺言する。死後、二房(※)厳氏が生んだ白永源搶が白家の新しい当主となるが、同じく素封家の夏家と争いが起きる。白家は資産家とはいえ日々家計が苦しくなりつつあり分が悪い。ところが、そこへ手を差し伸べてくれたのがかつて珍珠に恋した夏沐霖であった・・・。

※「二房」・・・一夫一妻畜妾制度の旧中国では、普通、正妻(大奶奶)、以下妾の第二夫人(二奶奶)、第三夫人(三奶奶)とあるのですが、正妻との法的地位は隔たりがあるものの、夫人の実家によってなど力関係は様々。正妻はあくまで「妻」ですが、妾はーー夫人とは呼ばれつつ実質「姨娘」「姨太太」(どちらも妾を敬った言い方)。
 時代が下がるにつれ再婚忌避となりますが、明代の「金瓶梅」などは商人の家庭のせいか再婚も多く描かれかつ正妻になったり第六夫人になったりと融通もかつてはきいた模様。「二房」は紅楼夢でもあるのですが、普通の「二奶奶」は違い正妻と同格らしい。このへんよくわからない。誰か教えてください。

by hungmei | 2016-09-12 19:30 | 2中韓古装電影・電視劇 | Comments(0)


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