中国評劇院演出、「秦香蓮」の一段「殺廟」と、「祥林嫂」の一段。「殺廟」は、裏切り者の重婚夫が、糟糠の妻を抹殺しようとお寺で暗殺を試みるシーン。「祥林嫂」は越劇で有名ですが、評劇でも確かにいけそう(女性の絶叫が売りだから)。しかし、「祥林」さんの奥さんだから「祥林嫂」って、自分の名前いっさい入ってないなと、今更ながら思います。しかも初婚の夫の名前だから、再婚した相手は別の名前だしさ。実家/婚家名字+氏/夫人のパターンで既婚女性は呼ばれるけれど、呼ぶ人によって相手との関係性でまた呼び名が複雑になるので、いまだに追い切れません。生まれた時からなら覚えるんだろうけど。