中国楽器・音像資料ネットショップ
「江南春琴行」さんで購入。1700円くらいでした。
江蘇・浙江省はいわゆる「中国」文化の精華を集めたような場所で、その伝統芸能である
評弾を初めてきちんと視聴です。・・・・でも生半可な知識で完全に江南春琴行さんのメルマガ
の受け売り(笑)。評弾って、きっとこの琵琶のような楽器の名前なんですよね。こんなまま
ブログに書いてしまっていいんだろーか。
このお店はよく利用させてもらっていますが、中国伝統音楽や崑曲にとても詳しい店主さんが経営されています。メルマガもすごく勉強になる。戯曲は好きだけれど、音楽には門外漢な私はいつもメルマガで紹介されていたものや、見てビビッときた物をジャケット買い。失敗したらどうしよう、とちょっとドキドキです。
なんだかんだでハズレは今のところなくて、今回のDVDも良かった!弾き語りスタイルで唄が中心だとは知らずに見たので最初は面食らいましたが、「鶯鶯操琴」(西廂記)・「紫鵑夜嘆」(紅楼夢)・「杜十娘」(牡丹亭)・「梁祝・送兄」(梁山伯と祝英台)と、戯曲でお馴染みのモチーフがたくさんでそこもツボ(^^)それにこれらの戯曲ってみんな江蘇・浙江が地元だなあ、と改めて文化の豊穣さを実感です。
「紫鵑夜嘆」は宝玉・宝釵の結婚後、紫鵑が黛玉の臨終を思い出しながら夜寝られず、嘆いている・・という唄ですが、原作とちょっと違うようなところもあり。「新娘は喜びに満ち溢れ・・」とか。宝釵は・・喜びまくってはいないよなあ、とか(しょーもないツッコミですみません)。でもビブラートがきいた、歌詞が少なめでゆったり歌う様子はとても素敵でした。他は普通のチーパオですが、「鶯鶯操琴」だけは戯曲風に昔の衣装でとても凝っています。