評劇「小白玉霜」

d0095406_1448196.jpg 20世紀の評劇を代表する二人の女優、白玉霜と小白玉霜の人生を描いた時代劇。評劇はもちろん劇中劇で出てきますし、評劇の代表作「秦香蓮」の改作過程がつぶさに見られます。戦後すぐの戯曲改革に活躍した俳優さんの人生を描いた時代劇、結構好みなんですが、越劇ではあんまり見ない気もする。きのせい?黄梅戯では馬蘭主演「厳鳳英」があるみたいなので、そちらも見てみたいです。       

【あらすじ】1937年、上海で評劇女優の新たなスター、小白玉霜が登場した。彼女は当時、評劇皇后と呼ばれていた人気女優・白玉霜の養女で本名は李再雯。彼女は5歳で買われ白玉霜の養女になり、評劇を仕込まれていたが、ある日、一座の看板役者である白玉霜が突然結婚し舞台から降りてしまう。代理として劇団は急きょ、15歳の李再雯を「小白玉霜」の芸名でデビューさせる。李再雯は期待に応えて一連の改革を成し遂げ、新白派を打ち立てた。中華人民共和国成立後はさらに三つの改革を推し進め、革命現代戯を興し毛沢東と謁見。朝鮮戦争の慰問にも積極的で、1950,60年代を代表する戯曲女優となる。 李再雯が主演した「秦香蓮」は、一連の評劇改革の粋をなすもので、瞬く間に全国に広まった。 李再雯は1967年、45歲で死去。中国評劇史に偉大な足跡を残した。



     過去にも一度見たのですが、その時は借り物だったので、ついにDVD買ってしまいました。結構好き。白玉露お母さん、評劇スターなのに劇団から逃げるように結婚しちゃうし、李再雯が新しいスターになると嫉妬して干渉してくるし、養女にしたのも劇団の偉い人が、後継者養成のために買ってきただけなので、親子といっても娘がかわいそう。白玉露がやたらにひっかきまわしてくる厄介なお母さんで、李再雯の不幸の原因の半分くらいは母が作っているような・・。「秦香蓮」電影版も同時に見ているので、なかなか深く読めて非常に楽しいです。
by hungmei | 2013-06-04 05:42 | 1越劇、黄梅戯、地方劇 | Comments(0)

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by hungmei(黄梅)